今年のことは今年のうちに。ISUKAの回顧録2です
今回は共演者について。まずはこのイケメンから

ヒコヤイ役:押谷崇史
イケメンです。イチイチかっこいい。
舞台中はイスカの親友であり悪友、【理】のイスカも【情】のイスカも認めているという役どころ。
最期はタケツに切られて命をおとします。
ミトメルという部分で芝居中に大きな役割を持ちました。
・・・余談ですが、ウチの友人もかっこいいって言って、帰りがけに写真を1枚撮っていきました。そのスキルほしいわ。ムリやけどもっ
まぁ、彼のかっこいいところは、実は内面だともこっそり思ってますが。
中身もステキなナイスガイです。

アヒラツ役:焼酎ステラ
クロ塗りです。あと同い年。
ヤサカニノマガタマの伝わる、熊襲の姫。この人も最期は命をおとします。
【情】イスカのことが好きで【理】イスカのことがキライ。でも、【情】イスカには好かれない。後述するイスズにジェラシーストームしまくってます。
アヒラツとは重要なシーンがありまして、そこは互いの立ち位置を明確に示すシーンでした。互いを引き立てつつ、対立をしめす。同い年ってものあって非常に話しやすかったですな。
あと、本番前のメイクの壮絶さには感た・・・(以下略)

タケツ役:河瀬仁誌
日向国の最強将軍。かつ、12人の妹・・・いや兄弟を養っているひと。
イスカがそんなに好きじゃなく、【理】のほうには母親を人質に取られ、反乱を起こした張本人。舞台中では虐げられるというところ
いや、すごかったよ。ひとりでほぼ全ての殺陣に出てたもの。小屋入りしてからも殺陣の調子に波があったり、筋肉痛だったりしてました。
稽古中では演説のシーンでことごとくかんだりでみんなにいじられまくってた河瀬君。千秋楽では、レストランさんのイスカのキメゼリフを奪ったりしてましたw いや、演出と役者の両立はタイヘンだというハナシ。

イスズ役:葛井よう子
邪馬台国の王女。このひとも両方のイスカを認めてるひと。
最終的にはどちらからも離れていく。
だいたい第3.5話を稽古してはりました。レストランさんと。まぁ、その後ろ(実際の舞台奥)でいろいろいらんことはしてましたが、からむシーンはほとんどなかったです。衣装がよく似合ってました。流石、自分でつくってるだけあります。あとメイクとかでは非常にお世話になったり、稽古場でいろんな芸名をつけられたりと、楽しかったですな。
またガンガンからむことがあればよいなと。

イスカたち
左から、土肥辰也、レストランまさひろ、為房大輔
レストランさんがイスカ本人で、土肥クンが【情】、為房クンが【理】。
最初はやっぱり全然違ったんですけどね、似てくるわけですよ。それぞれのそれぞれを表す部分が。【理】と【情】の部分が。なんで稽古も後半に行くほど「あ、同じ人物なのね」ってのが役やっててやりやすかったですね。
一番からんだのは、為ちゃんの【理】イスカかな。それこそ第2話なんかほぼ二人だったので、一日ずっとふたりとかザラにありました。前の記事にも書きましたが、あーゆう役は初めてなんで、だいぶ引っ張ってもらいました。感謝感謝。
土肥クンはほとんどからむトコがなかったんですが、終盤にタタギがタケツの12人の妹・・・いや兄弟について話すところの、彼の表情がステキでしたね。
で、そのステキ表情のさらに奥。舞台向かって右袖にいたらしいのが、レストランさんです。為ちゃんと俺の表情をみてたらしいですw
レストランさんには1つすごいアドバイスをしてもらって、それが序盤のタタギ像につながりました。「丁寧でありながらあえて無礼なことをする」。演出が居ない日の稽古でもらった言葉でしたね。2話のタタギのキーになりました。
こんな、ステキな方々といっしょにISUKAをつくっておりました。
少人数ながらも、だからこそのたのしおもろな稽古でした。
次回の回顧録はあるのか・・・?