行間感

見えないから想像の余地がある
ちょっと前に日本酒ソムリエのお店に行きまして
こんなお酒飲みたいってのにバッチリ応えられてくださる
なんて素敵な日本酒ソムリエ
こういうことってね、
メニューにはないわけですよ
サービスと言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、
見えないところに気を使うってやっぱり素敵だし
それこそ深さなのかなって
まぁちょっと違うかもですが、
小説もそうじゃないですか
行間に物語の深層があって
それを想像するために文章が書かれてる
照明の美しさは光で明るいところじゃなくって影に隠れたところだと思うし
音や声だって無音の美しさがある
芝居もそうで、
そこに生きる人たちには背景があるんだけど、
舞台の限られた時間では絶対に描ききれないから
それを想像してもらうためにできることがあるはずで
それを込められるのは他でもない演じている自身なので
そう思ってもらえることはとても幸せで
そのために愛してあげないとなって
再演だから余計にそう思うのは秋のせいかしら
明日は長稽古
さ、楽しもう!
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